不審者訓練を行っています

2023.02.27

かすみ幼稚園で年に数回、避難訓練を行っております。
地震や火事などの災害の他に、不審者が侵入したと仮定した避難訓練を行っています。

不審者役の運転手さんが、園内に入ってきます。運転手さんは、サングラスと黒い帽子で、怪しい人物に変装しています。

不審者に気付いた先生が職員室に連絡し、職員室から「かすみ幼稚園だけの秘密の合い言葉」を園内中に放送します。

実際に起きた場合には、この時点で警察に連絡することになります。

合い言葉を聞いた子どもたちは、遊ぶのをやめ、靴のまま近くの部屋に入ります。

室内に入ると子どもたちは外から見えないように身をかがめます。先生たちはその部屋にいる子どもたちが何人いるかを職員室にインターホンで報告します。

職員室では各クラスからの連絡をまとめ、人数が全員室内にいることを確認します。

不審者に対しては男性職員が話しかけ、引き取ってもらうように話します。不審者が暴れて抵抗するような様子を見せると、準備していたサスマタで取り押さえます。

サスマタは職員室の入り口と、昇降口の端に、すぐに取り出せるように立ててあります。

実際に不審者が現れた場合は、園外に連れ出し、警察が到着するまで取り押さえておきます。

訓練では、不審者役の運転手さんを園外に連れ出した時点で終了になります。

職員室では安全が確認されたことを把握し「もう大丈夫です。自分のお部屋に入りましょう」と放送します。

子どもたちは靴を上履きに履き替えて、各保育室に戻っていきます。

かすみ幼稚園では緊張感を持って、各避難訓練を定期的に行っています。